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執筆者の写真Mitch Sato

気功クラスのトライアルやりました

以前から気功のクラスをやりたいと思っていました。太極拳だけをやり続けていてもいいのですが、ちょうど体調がすぐれなくて負荷のかかる運動がしづらいという方が二人いたのでこれを機会に一度企画をしてみようと考えました。


先日、このお二人と既存の生徒さん数人を集めてトライアルレッスンをやりました。


まず最初にある生徒さんに聞かれたことは、「そもそも気功って何か?」でした。太極拳も目指すものによって色々な捉え方がありますが、気功も同じだと考えています。ややもすると怪しいものだと捉えられかねないことを話される方もいます。


私の教室では、「気を身体に巡らせるための心身修養」と定義することにしました。うちの教室で太極拳を学ぶのと最終的なゴールは一緒です。太極拳はより動きがあり、理屈は後回しにしています。うちの教室での気功は、太極拳を裏から支える後ろ盾のような位置付けです。


「気を身体に巡らせる」ためには、心身ともにリラックス、放松することが必要になります。そのためには、調身、調息、調心が必要になります。レッスンでは、これに従って内容を組みました。



まず調身です。頭から足の裏まで自分でマッサージしたり軽いストレッチをすることで余分な力を抜くことから始めます。頭や足の裏は、自分で揉んだだけでも結構気持ち良いものです。


余分な力が抜けた状態で「無極功」を行います。「無極功」というのは、平たく言うと、できるだけ余分な力を抜いてじっと立ち続けることです。今日のトライアルレッスンでは、何もしない状態で10分間無極功を行いました。その際には、踵や腰が痛くなったという声も聞かれました。その後、セルフ・マッサージを行い、もう一度無極功をやってみてもらいました。1度目よりもずっと楽だったという感想をみなさん話してくださいました。


「無極功」はただ立っているだけですが、太極拳では、これをより正しく行うためのヒントが色々とあります。毎回のレッスンで、ヒントを一つ取り上げ、それを説明しながら、少しずつ体感していく感じで進めていきます。


続いて、「調息」です。参加してくださった生徒さんに、まずは大きく深呼吸をしてもらいました。ほとんどの方が胸で呼吸をしていました。肩も大きく動きます。吸う方に力が入り、吐くことにはあまり意識が入っていない感じでした。身体に緊張を生みやすい呼吸の仕方です。


まずはもっと吐くことに意識を持つこと、そして腹式呼吸を意識して行うことを勧めました。実際のレッスンでは、毎回腹式呼吸を一定時間行うことで、力みのないスムーズが呼吸ができるように練習をしていきます。腹式呼吸ができるようになった先にはまだまだやれることはたくさんあります。それを目指して少しずつ進んでいきます。


最後は「調心」です。これはなかなか難しいのですが、雑念を減らすために吐納功、会合功、陰陽功といった単純な手の動きを伴う練習を当面はやっていきます。単純な手の動きに集中することで、余計なことを考えなくても済むようにしていきます。


本日の参加者の反応は良好だったので、前向きにレッスンの開設をしていきます。太極拳と気功を車輪の両軸にして、「100歳まで自分の足で歩ける心と身体を作る」お手伝いをしていければと思っています。


ご興味のある方は是非ご連絡ください。





中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




 

コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com


 

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