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時間を気にしなくて良いことの幸せ

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

毎週土曜日は完全休養日です。太極拳の学校に行きません。1日家にいることができます。先週までは、疲れた身体をとにかく休めるための1日と決めていましたが、今回はちょっと趣を変えてみました。





土曜日以外の日は、基本的には朝は結構忙しいです。月曜日、水曜日、金曜日は、8時半から師匠にトレーニングをつけていただくので、7時半過ぎには家を出ます。火曜日は、9時から個人レッスンで教えなければいけないので、8時過ぎには家を出ます。


朝、4時ぐらいには起床して、その日にやらなければいけないことを整理した後、老子を一説読んで、ブログをあげる。その後、太極拳の練習を6時半ぐらいまでするのが日課です。出かける前に朝ごはんを作って食べます。


さて、今回の土曜日ですが、朝は、ちょっと睡眠時間が短めでしたが、4時過ぎに起きました。今までだと、身体を休める、ということを口実に7時過ぎまで寝ていることが通常でした。


起きて、平日と同じ日課をこなし、太極拳の練習を始めました。そこで、ふと幸せに感じました。なんの練習をしようかな、と考える必要がない、やりたい練習ができる。なぜかというと、時間に縛られていないから。


普段だと、6時半までに何をやれるだろうか、と考えます。どのトレーニングが必要だから、と考えるのではなく、時間内にできるものはなんだろうか、という本来あるべきでない基準で練習内容を決めています。今日は、最近やれていないもの、うまくできていないものを中心に、やりたいと思うものを順番にやることができました。


一番嬉しかったのは、套路。終わりの時間を気にすることなく、のびのびとできました。練習時が終わったのは、いつもよりもかなり遅い8時近く。正直、お腹は空きましたが、気分は最高でした。空腹と充実感のおかげで、朝ごはんはいつもよりも美味しく感じました。


朝、しっかりと練習ができたので、残りの時間はのんびりと本を読みながら、身体を休めます。


本当に幸せな気分のお休みになりました。




これからもいろいろな話題を紹介していきます。

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