新年が明けて、初めてのグループレッスンが、1月2日から始まりました。昨日のブログにも書いた通り、シンガポールでは、カレンダー通りの元旦は、単なる祭日なので、参加者はいつも通りでした。
毎週火曜日は、18時15分から入門クラス、20時から中級クラスがあります。
クリスマスと年末でグループレッスンは2週間近くお休みだったため、生徒さんの多くは体を動かすのが久しぶり、って感じでした。
いきなり本格的に体を動かして、怪我をされると面倒なので、昨日は軽めのメニューに変更になりました。準備体操及び基本功で体を温めた後、套路を一通りやりました。
入門クラスの人たちは、まだ初めて套路を学んでいる途中の人たちが多いです。しっかりと動きが理解できていない人もいて、正確さと言う点から言うと、かなり難がある人が見受けられます。でも、逆に初々しさ、といっていいのかわかりませんが、頑張ってやろうとしていることを感じさせる人が多いように思いました。
中級クラスの人たちは、すでに少なくとも一度は套路を学び終えていて、さらに向上するために通い続けている人たちです。この人たちの套路を見ていて、なんとなくやる気のなさを感じてしまいました。惰性でやっているように見えたのです。
動きはそこそこ正確なのですが、きちんとやるべきことをやっていない人がほとんどでした。目線が下に下がっている、動くべきでないところが動いている、そもそも気持ちが全く入っていない、などなど。
入門したての人たちの方が必死に頑張るって言うことはあると思いますが、新年早々、あまりのギャップにかなりがっかりしました。と同時に、これも自分の教室では起きてほしくないことの一つだと認識しました。
続けてくれている人がいつまでも楽しみ続け、成長を続けられるような教え方を工夫しなければいけません。うちの套路は全工程で40分と非常に長いので、それを一通りできるようになった人は、教室にとっては資産だと私自身は思っています。
その資産を、失わないだけでなく、さらに価値を上げていくためには教える立場としての自分は何ができるのか、教室を開校するまで、あと短い期間ではありますが、きちんと考えていきたいと思います。
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