太極拳を教えていると手首が硬い人ってよくいます。手首を曲げないで欲しいところで、どうしても曲がってしまう。本人は曲げようと思っているわけではないけど、気がつくと曲がっている、それを直そうとすると、手首がガチガチに固まっている、そんな感じの生徒さん、多いです。
何かの本で読んだのですが、頭を使っている時って、手首とか肘が硬くなりやすいそうです。太極拳を学んでいる時、まさにインストラクターの指示を理解しようと懸命に頭を使っています。それがさらに手首の硬さを助長するのだと思います。
師匠に推手のレッスンをつけていただいている時、もう少し手首を柔らかくする必要がある、と感じて、毎朝、手首をぐるぐる回すことを年明けぐらいからやってきました。推手の時に相手と手首を合わせた時、手首に硬さが残っているとどうしても相手の動きを感じきれなくなります。効果が出てきているかどうかはまだわかりませんが、とりあえず続けています。
偶然、手首を柔らかくするためのセルフケアの動画を見つけました。やっていることは全く同じでした。専門家が説明すると説得力がありますね。
手首が硬いとどんな問題が起きるのか、から始まります。こんな内容が挙げられていました。手首が柔らかくなった場合の効果としては、これらが解消されると考えればいいわけです。
怪我をしやすくなる
力みが疲労に変わり、蓄積する
動きをコントロールすることが難しくなるので、パフォーマンスが下がる
肩、首が凝る
手が冷える
紹介されている運動は、単に手を組んでぐるぐると回すだけ、場所も選ばないし、非常に簡単です。上にくる親指が入れ替わるように組み直す、っていうのは私はやっていなかったです。ただ、この動画で紹介されていなくて、私自身がやっていたのは、右回りと左回りを両方やるということです。本当に細かくやろうとすると、右の親指を上にして組んで、左右両方の回転、その後、左の親指を上にして組んで、左右両方の回転、をやると良いのかもしれません。
「たくさんやれば良いというものではなく、毎日続けることが大切」と最後におしゃっていました。継続は力なり、っていうのは本当ですね。特に効果が感じられ始めると、さらに回数を増やしてしまうことがあるので気をつける必要があると思います。
呉式太極拳教室「太極の小径」では、2023年10月からの生徒さんを募集しています。詳しくはこちらからご覧ください。
これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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