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年末の精神修養 - 胡麻豆腐作り

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

年末にお節料理に手作りのものを一品付け加えようと胡麻豆腐を作りました。精神修養も兼ねています。


色々なレシピを眺めてみると、ネリゴマを使ってしまうもの、ミキサーを使ってしまうものなど手軽に作れるものがたくさんある中、精神修養なので、きっちりと胡麻から作ることにしました。


材料は、胡麻400グラム、吉野葛150グラム、水2000mlといった感じです。ゴマが少し多すぎました。おそらく吉野葛と同じぐらいの量でもいけるのではないかと思います。


まずは、胡麻を鍋で煎りました。いい香りが立ち上ります。


それをすり鉢に移したのがこれです。



前に作った時には、ラグビーの試合か何かを見ながらすりましたが、今回は部屋に籠って、一人静かにすることにしました。目標は2時間としましたが、時間は気にせず滑らかになるまでひたすら胡麻をすることに徹しました。


太極拳と気功で精神が鍛えられたのでしょう、2時間もそれほど長く感じなかったし、静かな時間を過ごすことができてよかったです。


2時間吸った胡麻に水を加えて伸ばしたものがこれです。母親が様子を見に部屋に入ってきた時、胡麻の香りがすごい、といっていましたが、部屋にいて作業をし続ける自分は言われるまで気が付きませんでした。


吉野葛を水で溶いて、すった胡麻を加え、加熱しながら練り上げること15分。固まってきたところで型に流し入れて冷まして完成です。


かなりいい感じにできたと思います。冒頭にも書いた通り、胡麻が多すぎたと思いますが、味も歯触りも悪くはなかったです。胡麻を食べている、っていう感じが本当にしました。市販の胡麻豆腐とは全く違うものですね。



胡麻豆腐の隣にあるのは、身欠ニシンを炊いたものです。昆布巻きを作ろうと思ったのですが、昆布を買い忘れたので、家にあった昆布と一緒に炊きました。これもニシンを戻すのにゆっくりと時間をかける必要があります。


美味しいものを作るには時間をかけなければいけない、ということを改めて感じさせられました。


きっと人生も同じですね。充実した人生を送りたければ、それなりに時間をかけて色々なことをしなければいけないのでしょう。


年末にお節料理を作りながら、いいことに気づかせてもらえました。





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