2024年8月29日読了時間: 4分

初めての体験　ー　特急料金の払い戻し

一昨日、副業の関係で、岐阜まで日帰りで出張をしました。名古屋まで新幹線で行き、そこから在来線です。

打ち合わせが午後からだったので、朝はのんびりとしていたら、新幹線が雨で止まっていると知りました。しばらく様子を見ていたら、雨が小康状態になったということで、とりあえず自宅を出て品川駅に向かいました。

品川駅で新幹線の指定席のチケットを買ったのですが、指定された電車は45分も遅れていて、その列車が来る前に多くの列車品川駅から名古屋方面に行くことがわかりました。切符を買い直すのも面倒だったので、そのままの切符で自由席に乗って名古屋まで移動しました。雨もそれほど降っていなくて、名古屋まで滞りなくたどり着くことができました。名古屋の天気は晴れていて、新幹線が停まっていたなんて想像できないほどでした。

岐阜での打ち合わせを終えて、名古屋まで戻ってみると、アナウンスが聞こえてきました。「静岡、掛川間で雨量計の数値が規定値を超えたため、新幹線は運転を見合わせております」

名古屋で宿泊をして、やり過ごそうかとも思いましたが、この先の天気が全く読めないこと、そして翌日は朝から教室で太極拳を教えなければいけないこと、などから、とにかく切符を買って帰路に着くことにしました。今回は、指定席ではなく、自由席を買いました。

ホームに上がってみると、東京行きののぞみが停まっていました。40分近くも停まっているらしく、自由席は満席で、立っている人もいるほどでした。

列車の運行状況を見たら、この列車が出た後6分で次ののぞみが来ることがわかりました。おそらく名古屋の手前で停まっていて、停まっている間に人を乗せていないはずだと思い、次ののぞみを待つことにしました。

しばらくすると、運転を再開する、とのアナウンスがあり、停まっているのぞみが出発し、数分後に次ののぞみがやってきました。想像通り、自由席はガラガラで好きなところに座れました。

これで帰れるなぁ、と思っていたら、豊橋あたりで減速を始めました。初めのアナウンスは、前の電車が遅れているため、時間調整、と言っていたのですが、その後、再び、静岡、掛川間で雨量計が規定値を超えたため、運転見合わせということになりました。

名古屋を出た後は、新横浜まで停まらないので、どうしようもありません。本を読みながら、のんびり待っていました。

しばらくすると運転を再開したのですが、どこで雨が降っているのかを確認したのがこの雨の様子です。この時、自分は静岡の手前まで来ていて、これをみる限り、ここを抜けられれば、無事に品川まで戻れるという感じがしました。

その後、列車は停まることなく、2時間以上遅れて、新横浜に到着する直前に、またアナウンスがありました。この列車は、2時間以上遅れて到着するので、特急券の払い戻しをする、というのです。そのために、新幹線の改札を出る時に戻される切符を持ち帰るように、と言われました。

以下、JR東日本のホームページからの引用です。

〈列車が遅れた場合〉

特急・急行列車が、到着時刻より2時間以上遅れた場合は、特急・急行料金の全額をお返しします。
列車が遅れたことによって、乗り換え列車に接続しなかったため、お約束の到着時刻より2時間以上遅れる場合で、途中で旅行を取り止めるときや出発した駅までお戻りになるときのお取り扱いは列車が運転できない場合と同様です。
特急・急行列車がご利用できるおトクなきっぷについては、商品によって払いもどしのお取り扱いが異なりますので、係員におたずねください。

品川駅で新幹線の自動改札に切符を通すと、遅延証明というスタンプの押されたチケットが戻ってきました。当日は窓口が混雑するので、後日JRの窓口で払い戻しを受けてほしいと言われて、帰途につきました。

今までいろいろな出張をしてきましたが、初めての経験でした。疲れはしましたが、急いでいたわけではないので、精神的な負担にはならなかったのは幸いでした。

太極拳をやっていて、普段から心をリラックスさせておくようにできたこともプラスに働いたのかもしれません。

最も、翌朝は疲れてしまって、いつもの朝練はお休みしてしまいましたが。。。