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執筆者の写真Mitch Sato

冬、好きになった

シンガポールにいた頃、現地の人たちになぜシンガポールに住んでいるのかと良く聞かれました。シンガポールに住んでいる人たちは、日本の方がずっとすみやすいところだろうと考えているが故の質問でした。


その当時は、寒いところが嫌だから、と答えていました。昔から冬は嫌いでした。寒いと体を動かすのが面倒になるし、着る物は増えるし。暑いのがあまり気にならない私にとって、暑さは我慢する対象ではなく、寒さは我慢の対象でした。


昨年の2月に日本日本帰国して、10年ぶりに一冬を丸々日本で過ごしています。寒いなぁ、って感じないわけではないですが、それほど嫌だとは感じなくなりました。


朝練のために毎朝早くにおきますが、布団から出るのが辛い、っていうのはありません。さっさと着替えて、練習場所に移動します。最近いいな、って思うのは、寒いが故に背筋がピンっとなるような気分になることです。なんとなく練習を始めるのではなく、よし、練習をするぞ、っていう覚悟ができるとでもいったら良いでしょうか。


シンガポールという温かい国で練習を続けてきた私にとって、天候によって気合が入るっていうことはありませんでした。以前、冬を我慢して過ごしていた時には、今やっているような修行は行なっていなかったので、天候がやる気に与える影響を感じるのは今年が初めてと言えるかもしれません。何事も経験です。


冬が好きになると、四季があることも本当にありがたく感じます。変化があるって楽しいです。何かが起きたタイミングを覚えやすくなるのもいいです。この人と前回会ったのはいつ頃だろう、って思い出そうとする時、来ていた服や一緒に食べたもので季節を思い出すこともあります。これも、いつもTシャツを着ていたシンガポールではなかったことです。


そんなシンガポールですが、四季があるって笑い話を聞いたことがあります。Hot(暑い)、Hotter(より暑い)、Hottest(最も暑い)、Hotter(より暑い)の四つの季節だそうです。確かに暑い時期と雨季はありましが、着る物や食べ物に影響を及ぼすことはありませんでした。


シンガポールにいた時には、当地の環境を楽しみました。日本に戻ってきて、彼の地を懐かしむのではなく、今いる場所を楽しめるようになったのはちょっとした成長だと思います。





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