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余分な力を抜くことの難しさ

太極拳を学ぶ上で、最も難しいことの一つに余分な力を抜くことがあります。放松(ファンソン)といいます。どうやったら力が抜けるのか、という質問をよく受けます。魔法のような方法があるわけではなく、ゆっくり動き続けることで少しずつ体がほぐれていく、ぐらいしか言いようがありません。力を入れたままでゆっくり動くことはできません。


太極拳をやるときには、それなりに放松ができるようになった私でも、他の場面ではまだまだです。ということは太極拳の放松もまだ十分でない、っていうことなのかもしれませんが。


精神修養も兼ねて、今年の4月からペン習字をやっています。昔からペンを握り込む癖があって、いまだに右の中指に大きなペンだこがあります。この間帰ってきた添削にも、もう少し力を抜くように、と指摘されてしまいました。


力が抜けるともっとのびのびとした字が書けるのはわかるのですが、ちょっと気を抜くと、指に力が入っています。指だけでなく、肘や肩にも力が入っていることがあります。気がついたら、力を抜く、それを繰り返していくしかないようです。


一度、このペン習字の質問コーナーにどうしたら力が抜けるのか、と聞いたことがあります。こんな答えが返ってきました。


「お尋ねの件ですが、力を入れてペンを握り締めると手首や腕を傷めてしまうので、ペンは握るのではなくふわっとペンを支えるイメージで持ちましょう。人差し指の関節にテーピングするのもいいですし、ティッシュを何枚か丸めたり、薄いハンカチを丸めた物を持つと力が抜けやすくなります。また、ペン軸が太い物を使うのも一つの方法です。リラックスできるようにお好きな音楽を流して書く方もいらっしゃいますので、ご参考まで。よろしくお願いいたしますL。」


うーん、やっぱりリラックスをするのは難しいですね。




中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




 

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