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仕事始めのライオンダンス

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

昨日、2月2日は、シンガポールの太極拳教室の仕事始めのイベントがありました。旧正月の間2週間お休みでした。昨日は、師匠、コーチ、生徒さんが集まって、一年の初めを祝いました。


師匠への個別の挨拶は、もっと前に済ませているのですが、昨日は、今日から教室が始まる前のお祝いです。


伝統的な教室では、師匠からコーチに紅包(ホンバオ)と呼ばれるお年玉が配られます。


お祝いは、ライオンダンスから始まります。脇で適当に撮ったビデオなのですが、少なくともどんなものかは感じていただけると思います。ちょっと長いですが、よろしければご覧ください。





ライオンダンスは、旧正月の縁起物です。流れとしては、まず、こちらで用意したレタスとみかんをライオンが食べます。教室の看板(呉家太極拳と書いてある黒いやつです)の下にレタスがかけてあるのをご覧いただけると思います。その後、師匠が感謝を込めて紅包をライオンに渡します。これは、師匠の背中に隠れて見えないです。一通り踊ってくれた後、伏せてモゾモゾしているのは、最後に四桁の数字を示してくれる準備をしています。ライオンが立ち去ると、みかんで作った四桁の数字を見ることができます。この番号を使って宝くじを買いに行く人がたくさんいるそうです。


かなりのパフォーマンスになるので、ライオンダンスをやっている人たちは日頃から練習をしていても怪我をすることも結構あるそうです。腰を痛めたりすることもあると聞きました。


結構賑やかですよね。師匠に、自分が東京で教室を開いた時にはライオンダンスを呼ぶのかと聞かれました。シンガポールと違ってこんなのを住宅街でやったら、近所から苦情が来ること間違い無いと思うので、やりません、とお答えしました。


ちなみに、コーチの一人が幼い頃はライオンダンスが大好きだったけれど、今では耳障りに感じるといっていました。


今年も良い一年になると良いです。



 

呉式太極拳教室「太極の小径」では、2023年10月からの生徒さんを募集しています。詳しくはこちらからご覧ください。



 

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