このブログでも何度か書きましたが、太極拳はビデオを見てもなかなか学べないと思っています。実際に、うちの教室でも復習用に生徒さんに動きのビデオを開放していますが、復習ですらなかなかうまくできない、という話をよく聞きます。ビデオをみてゼロから学ぶのは、非常に難しく、仮に学べたと思っても、全く違う動きになっている可能性が非常に高いと思います。
その理由の一つは、ビデオからどこが動くかは学ぶことはできるけれど、どこが動いていないかを把握することはまずできないということをずっと言ってきました。実際には、動いているところよりも、動いていないところの方が多いことが多く、どこが動いていない、ということを全て把握することはまず不可能でしょう。
今日紹介するのは、ある日のメールマガジンです。「動画を見ても学べない」ということをうまくまとめてくれていると思います。私のように「動静」に理由を求めるのではなく、「感覚」に求めています。なるほどなぁ、って思いました。
確かに太極拳を行う時、例えば足のどちらに体重がかかっているか、軸をどこに意識しているか、等々大切なことはたくさんありますが、これらは動画には現れない感覚です。
非常に上手い説明なので、しっかりとパクらせていただきたいと思います。
心を開いて色々なものを素直に見聞きしていると、色々なことが色々な人から学べるものですね。
From: 木寺英史 <kidera@namiashi.net>
Date: Sep 14, 2024 07:45
Subject: なぜ、動画をみてもうまく歩けないのか?
おはようございます。 今日は「動画をみる」 ことについてお話してみましょう。 現在は、とてもありがたい時代 になりました。 インターネットで 動画をみることができます。 例えば、歩きに関しても 実際の歩き方を動画で みることができます。 しかし、動画をみてまねてみても 上手くいかない(歩けない)方が ほとんどです。 私たちは、なぜ「動画」を参考に してもうまく動けない(歩けない) のでしょうか? それは、「感覚」がわからない からです。 私たちは「感覚」で動きます。 「動作」をイメージして動く とうまくいきません。 一つ例をあげますね・・。 例えば、あなたは陸上の 短距離走の選手だとしましょう。 速い選手の動画をみると 脚を速く後方に振っています。 進行方向に向かって後方に 脚をふることを、 「後方スイング」とも言います。 ですから、走るときに 多くの選手が高速に 「後方スイング」しようとします。 ところが、人によって多少違うのですが 速い選手たちは、感覚的に「後方スイング」 していません。 「真下に足を踏む」のです。 「後方スイング」を意識すると 逆に遅くなるのです。 つまり、速く「後方スイング」 するためには、「脚を真下に踏む」 感覚が必要なのです。 これを主観と客観の差異といいます。 ですから、YouTubeなどで「動画」 を一生懸命みてもうまく動けない(歩けない) ことが多いのです。 「動画」をみるときにこつは、 このように動くにはどのような感覚が必要か? という見方をすることです。 つまり、動作のつくるということは その動作を生み出す「感覚をみつける」 というこなんです。 さて、なみあし身体研究所では 歩きの感覚を大切にしています。 一度ののぞいてみてください。 ↓ ↓ https://quickfunnelmaker.com/p/8D04YOLiJ7MA
中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。
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これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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