しばらく、変形性膝関節症の話題が続いたので、今回は違う生徒さんの書き込みをご紹介します。
「定年後のゴルフを楽しんでいますが、最近は飛距離の衰えを実感していました。4月から太極の小径でのレッスンを開始し、3か月経過しましたが、驚くべき効果が出てきました。特に股関節の可動域が改善し、太極拳のゆっくりとした基本動作の動きがゴルフのスイング改善につながっているようです。体のいろいろな部分の力を適切に抜くことを丁寧に教えてもらえ、毎回楽しんでいます。ゴルフがうまくなりたい人はまずは体験レッスンを受けてみることをお勧めします。」(60代男性)
私はゴルフややったことがないので、太極拳をやったらゴルフが上手くなる、っていう実体験はありません。太極拳を始めた後は、まともに他のスポーツに取り組んだことはないので、実体験がないのはゴルフに限ったことではありませんが。
以前、この生徒さんと話をしている時に、上手くなるに至った原因はいくつかあるだろうと思っています。
まずは、足の裏の感覚がよくなったことです。太極拳をやる時には、右足、左足のどちらに体重をかけるべきか、だけでなく、足の裏の前、後のどちらに体重をかけるか、という練習もよくします。さまざまな動きを通じて、足の裏が動きの結果、どんな感じがするのかを積み重ねることで向上をしたことが考えらえます。
これは、スイングをしている時、どのタイミングでどこに体重がかかっているのかを把握することを可能にします。把握できるようになると、誤っていれば修正が可能になります。
また、この生徒さんによると、平ではないところで打つときに、以前よりもどちらに向かって傾斜しているかを把握することができるようになり、それに応じたスイングができるようになったそうです。
足の裏は、頭から一番遠く、その重要性は往々にして無視されてしまいがちですが、体を地面に対して支える唯一の場所、そして人間の体重を考えれば、直立姿勢を支えるには驚くほど狭いと思います。そんな足の裏の感覚を鍛えることは、ゴルフに限らず、いろいろなスポーツのパフォーマンス向上につながると思います。
二つ目は、軸を意識できるようになったことです。ゴルフのスイングも軸がきちんと設定できて、動いてはいけないところがわかるようになると、飛距離が伸びると考えられます。太極拳をやる時、正中線を意識することは繰り返し指導します。武術的には、正中線は守らなければいけないところです。正中線は、それを繰り返し意識することで、感じられるようになるものです。それがゴルフにも応用できたと言って良いかと思います。
もう一つ、肩甲骨周りが柔らかくなったことが考えられると思います。肩甲骨がしっかり動くようになったことで、肩から先だけが動いていたスイングが、あたかも肩甲骨から腕が生えているように使えるようになった可能性があります。手の長さが長くなることで、より力強いスイングができるようになった可能性があります。
この生徒さんと次の課題として取り組んでいるのが、上半身、特に背中周りの柔軟性を上げることです。まだまだ背中が十分にねじれていません。それができるようになるとさらに飛距離も伸びるのではないかと感じています。
私は、ゴルフのことは分かりません。太極拳を通して、太極拳での正しい体の使い方を教えているだけですが、正しい体の使い方って、そんなにバリエーションはないのではないか、って最近は感じています。
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これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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