個人レッスンをつけてもらうようになってから7年が経ちました。途中までは受けたレッスンの数を数えていたのですが、途中からやめてしまいました。なので正確な数は分かりませんが、年数と頻度を考えると、700は超えていると思います。
このブログでも何度か書きましたが、うちの教室でメインで習うのは108式套路。まずは他の人のあとをついてできるようになり、次第に覚える、その後、さらに正確にできるように修正を加えていきます。
7年間の間、9回にわたる修正を師匠から直接受けて、本日めでたく、修正のプロセスの終了を師匠がつけてくれました。まだまだ通過点にしか過ぎないけど、とりあえず嬉しいです。正直、最近の自分の套路は安定性がなくて好きではないし、直すところはたくさんあると感じています。いつまでも人に頼って修正するのではなく、主体的に修正をする時期に来たのだと理解しています。幸い、来年の夏までは、迷ったらまだ確認できる師匠が身近にいます。
ちょうど2年前、こんなブログを書いていました。
2年前というと7回目の修正をやっていた頃だと思います。だんだん修正の内容が細かくなってきて、すぐにできないことが多くなっていました。9回目で完成することを目指していたので、そろそろ大きな粗は無くしておきたかった時期です。この頃はかなりイライラしていました。師匠が自分を放り投げても仕方がないぐらいだったと思います。根気強く修正を続けてくれた師匠に感謝するしかないです。
師匠はこのとき、もっとイライラする時が来ると話していましたが、幸い、これ以降、この時以上にイライラすることはなかったように思います。だんだんと焦りが消えて、欲も少なくすることができました。帰国するまでに学びきれなかったらどうしよう、という心配も既に割り切ることができてきました。
まだ個人レッスンは終了ではなく、今後は、貫穿(グウアン・チュウアン)と呼ばれる套路の修正を受けていきます。基本的な構成は108式套路と同じなのですが、繰り返しが省かれているため時間が3分の1、20分程度でできるものです。時間は短いのですが、その間ずっと中腰が続くので、足腰がしっかりしていないと続けることが非常に難しいです。より技の応用に力点を置いているという点でも108式套路と異なります。そんなに簡単にできるものではないので、7月末までにできるかどうか、ぎりぎりでないかと予想しています。
とりあえず、今日で、自分の教室で教えるものの核となるものの基礎は完成しました。これからは自分自身でさらに精進して、理解を深め、自分の教室の開業に向けて準備をしていきたいと思っています。
これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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Best wishes, 師兄, on your completion of the nine rounds. That is an admirable accomplishment.