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「昔取った杵柄」は甘かった

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

昨日書いた通り、仕事をいただきました。会計に絡んだ監査レポートに対する仕事であること、監査の対象が証券会社という自分でも勤めたことのある業態出ること、ゼロからの翻訳ではくて校正であること、などを鑑みてそんなに苦労はしないだろうと思っていました。


でも金融業の知識も会計の知識も磨いていないので錆びてきていました。やっぱり切磋琢磨していないと知識も使えなくなってくるということですね。


翻訳された文書を見ていて、なんかおかしい、という感覚はあるのですが、正しい単語がスッとは出てこない。辞書を引くことを繰り返したため、とにかく時間がかかりました。


昔できたのだから、今でも大丈夫だろうというのは幻想でした。


半日ぐらいで終わるはずが結局丸一日かかってしまいました。予定では、のんびり休みながら、間に太極拳の練習でも入れて、気分をリフレッシュしながらやるつもりでした。それどころではなかったです。朝9時ごろから作業を始めて、お昼30分ぐらい休んだだけで、夕方5時までフルに働きました。


昨日の段階で気がついていたことではありますが、とにかく元の翻訳が酷すぎました。結局ほとんど使い物にならず、ゼロから訳しました。あまりにひどいので、治すよりも自分で新規にやった方が短い時間でできる、という典型でした。


ミスが多いのも問題ですが、それ以前におそらく訳した人が日本語で書かれている内容を十分に理解できていなかったのではないかと思います。文章の構造を考えないで、頭から単語をひたすら置き換えていった感じの翻訳でした。


やっぱり欲を出して、浮気をしてはいけないですね。今回の作業が終わったら、もうこの手の仕事の引き受けはやめて、太極拳教室からの若干の収入だけで我慢するようにします。


明日、印刷をしたものを見ながらもう一度中身の確認をします。とにかく疲れました。せっかくの休日なので、この後は、もう作業をせず、ビールを飲みながらゆっくり休みます。










これからもいろいろな話題を紹介していきます。

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