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執筆者の写真Mitch Sato

套路ができるようになるまで①

体験レッスンの中で、套路を覚えるのが大変そうだ、っていう話を何度か聞きました。シンガポールで教えていた時にも、覚えられない、という話はよく聞きました。


確かに108個もステップがあるものを覚えるのは中々大変です。覚えるためには色々と工夫をしなければいけないので、そこから太極拳は、身体だけでなく、記憶力をきちんと保つことにもつながります。


これから教室で本格的に教え始めるにあたり、何回かに分けて、套路をできるようになるまでにどんな段階を踏まなければいけないかを書いていきたいと思います。大まかには、下記のような順番を辿っていきます。


① 基礎体力をつける

② 他の人について、動きを真似ることができる

③ 他の人と一緒に、他の人を極力見ないで動くことができる

④ 自分一人で動くことができる

⑤ 動きをより正確にするために、修正を加える

⑥ 心を落ち着け、身体を十分にリラックスして動くことができる


呉式太極拳教室「太極の小径」では、このように段階を踏みながら、套路を通じて、参加してくださる生徒さんの心と身体を健康にしていきます。


太極拳は一生付き合い続けることができる趣味だと思います。週2回のレッスンを前提として、①及び②を修了するのに、約1年半。③と④が半年から一年。⑤は、繰り返し、繰り返し修正を加えることが必要になるので、数年かかります。⑥は、中々辿り着けない境地です。套路をしっかりものにするだけで、5年以上頭と身体を動かし続けることになります。中々他の運動ではあり得ない時間軸ではないでしょうか。


それぞれの具体的な内容については、明日以降のブログでご紹介します。



 

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