「太極の小径」という名前は、京都、永観堂付近にある熊野若王子神社前の冷泉通若王子橋を南端として始まり、東山山麓の琵琶湖疏水に沿って銀閣寺西の今出川通銀閣寺橋を北端として続く約1.5kmの散歩道、「哲学の道」からヒントをもらってつけました。今では、「哲学の道」という名前に統一されたようですが、昔は「哲学の小径」とも呼ばれていたそうです。
京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し、思案を巡らした道だそうです。近くには、西田幾多郎の「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑もあります。
昨日紹介した「太極」という理想の状態。哲学同様、あれこれと思案し、鍛錬を重ねてやっと辿り着ける長い道のりです。そんな長い道のりを目指すことのできる場所を作りたいという思いから、「太極の小径」という名前を学校につけました。
ロゴの真ん中にあるS字は、奥深くまでずっと続いている長い道を示しています。どこまでも続いていく、一生かけて目指していく理想の状況を目指していきます。
太極拳は、単に套路を表面的に学ぶだけのものではなく、ゆっくりとした動きを行うことで、身体と心をリラックスさせ、自分の内面を見つめることができるようになるためのものです。
私自身もまだまだ修行中ではありますが、いつか太極拳を「禅」として捉えられるようになりたいという思いから、西田幾多郎ゆかりの地でもある、「哲学の道」に準えた名前にしています。
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