易の不思議 ー 水雷屯
- Mitch Sato
- 3月27日
- 読了時間: 3分
易を毎日見ていると、単なる偶然と考えるのはちょっと無理がありそうなことがたまに起こります。
前にもブログに書いたことがあるのですが、水風井はありえないぐらい頻繁に出ている卦です。周りが変わっても、生活に必要な水を提供する井戸は、場所も提供するものも変わらない、という意味で、これが出るたびに、そんな教室にしていきたいという思いを新たにします。’易によって、自分が目指すべき教室のイメージを繰り返し植え付けられている気がします。
同じようなことが今週起こりました。副業の仕事がなくなり、教室の運営に専念することになった翌日に出た卦は、水雷屯でした。これは、天を表す「乾」、地を表す「坤」に続き、3番目に出てくる卦です。天と地が相まってこれからいろいろなことが始まる、万物が生まれてくる、というそれだけを取り上げるととても良さそうに聞こえます。

でも、この卦は「四大難卦」の一つとされています。草木の芽が雪解けを待っているような状態なのですが、天気や気温の影響で芽が発芽しないリスクがあります。「水」はリスクを、「雷」は動くことを意味し、自分が積極的に動くと、前方にある落とし穴にはまってしまう、という意味もあります。
出発の時期にあって、まだ困難はたくさんあるけど、努力を続けていけば、半年ぐらい後にはひらけてくる、という努力と忍耐を促す卦でもあります。
教室に専念することを決めた日の翌日にこんな卦が出るなんて単なる偶然とは思えないです。今まで教室がうまくやって来れたことに胡座を描かず、きちんと努力を続けるように言われているような気分になりました。
偶然はこれにとどまりません。その翌日の占いで、この「水雷屯」がもう一度出たのです。卦の数は全部で64個。同じ卦が二回続けて出る確率は、4096分の1です。易が、今の時期の大切さを教えるために念押しをしてくれたように感じます。
易は、単なる占いの本ではなく、理論的な哲学書だということを言われますが、確かにどうやって生きるべきかの指針を与えてくれるように感じます。それが時季にかなって送られてくることに驚きを感じます。
元々は、太極とは何か、陰陽とは何か、その変化とは何か、と言ったことを学ぶために読み始めた易ですが、さらに学び続けていきたいと感じています。
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