ちょっとは成長したようです
- Mitch Sato
- 4月7日
- 読了時間: 3分
池上正治氏が書いた「気」でみる人体を始めて読んだのが2018年の12月でした。当時、シンガポールの教室で師匠が行っていた、太極拳の延長で経穴を指圧することで気の流れを良くする技術に憧れで、少しでも経穴を理解しようと思って読みました。その当時は、知識を追い求めることだけを目的にして読んだので、なんの面白さも感じませんでした。
ページをただめくり、目で文字を追い、とりあえず通読した、というだけで終わったようなメモが残っていました。

それから7年。シンガポールにいた時に、経穴の指圧を学ぶ機会がありました。師匠が押す場所を何度も見て、それを自分で真似て見ることで習得したものでした。押す場所とその順序は覚えることができました。
今回この本を再び読もうと思ったのは、この技術を自分でも提供し始めようかと思ったことがきっかけです。
うちの教室では、足腰を鍛えることを目標に太極拳を教え始めましたが、その裏側には、リラックスすることで気の流れをよくするということがあります。太極拳のレッスンは、ゆっくり動くことで、心身ともにリラックスをし、気の流れをよくすることに繋げます。ゆっくり動くためには、安定した足腰が必要になるので、足腰のトレーニングが先行します。
去年の年末から、これに加えて、無駄な力を抜いてきちんと立つことと呼吸をすることを通じて、「気」の流れを良くすることを目的に、気功のクラスを始めました。動きを伴う太極拳のレッスンでは中々体験することのできない、気を感じる、というのもこのレッスンの目標です。
気の流れを良くすることの第三の試みとして今回考えているのが、経穴を指圧をすることによって直接刺激をすることです。そのために、単に習った順番で経穴を押すだけでなく、黄帝内経の経穴と自分が習った場所を比較して、どんな効果があるのかをしっかり勉強してみようと思い、7年ぶりにこの本を手に取りました。
単に知識を求めるだけの読書だった前回に比べて、いろいろなことが学べました。太極拳を通じて、「気」に対する理解も進み、シンガポールにいたときには、実際に指圧を提供することもしてきました。そういった背景を持って読むこの本は、以前とは全く違うものに見えました。
理論的な後ろ盾ができると、単なる作業ではなく、意味を考えながら、また施術を受けてくださる方にも色々と説明をしながらできるので、より理解をしていただきやすくなると感じました。
最後のページで紹介されていた「気」を感じる方法は、うちの教室でやっている内容に非常によく似ていました。これも、以前は全く気が付かなかったことです。
こんな経験をしてみると、自分も少しは太極拳を体得できたのかと感じました。まだまだこの先にも未知の世界が待っているはずです。少しずつでも良いので前に進みたいです。
中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。
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これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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